育児や仕事についてのノート

育児休業中の公務員です。夫単身赴任、双方祖父母遠方ですがなんとかやってます。

WELQ炎上の陰で育児サイトも問題が起こっている

WELQだけでなく、育児サイトも怪しいものがたくさん

大騒ぎになっているけれど、新聞やテレビでは今のところこれといって取り上げられていない、DeNA運営の健康情報サイトWELQ問題。

toyokeizai.net

 病気の名称や健康問題など、検索されやすいキーワードに対し、信頼性の低い記事であっても検索結果の上位に表示されるよう作ったサイトが批判を集め、とうとう公開停止に至った。小さい小さい文字で当社は本記事の内容の正確性について責任を負いませんとか書いてあるのが笑える…と思ってたけど、病気で困っている人にとってはたまったものではないよね。

似たようなキュレーションサイトは、ママ向けの育児情報に関するものも沢山あって、同じくDeNAが運営しているcutaも、他社のものも随分アクセス数が多いようだ。そちらも小児科の医師などが批判しているし、デマ勘弁してくれというつぶやきも多数だ。

www.metamor.co.jp

怪しい情報の罪

例えば、こちらのサイトでは牛乳などの過剰摂取は赤ちゃんの消化器系に負担を与えるのでよくない、とされています。

mamari.jp

そりゃ大変だ。実際どうなんだろう。お国の言うことを調べてみよう。

www.mhlw.go.jp

こちらに掲載されている「妊産婦のための食生活指針」パンフレットにはよく見かけるあれ、食事バランスガイドのコマに、妊娠中、授乳中に若干プラスすべき食品が示されている。要は足りない栄養を補いながら、バランスよく食べましょうということだ。普通。すごい普通。そこには母乳がよく出るためのひみつの食材も、赤ちゃんの健康を害してしまう恐怖の食材も示されてはいない。

信頼性に疑問が呈されている匿名ライターの記事よりも、国が作ったパンフレットの方が頼りになるんじゃないだろうか。一方で、育児に忙しいお母さんはスマホの小さい画面で必死にわからないことを検索する。そして検索結果の上位に出てくるきちんとした見た目で作られたサイトの情報を信頼してしまう。ただでさえしんどい育児の中、やらなくていい我慢でさらに辛い思いをする。牛乳少し控えたところで赤ちゃんが病気になっちゃうわけじゃないけど、これは深刻な問題じゃないだろうか。

 そういえばインターネットって全面的に信頼できるわけじゃなかった

「インターネットは便利ですが、得られる情報の信頼性は玉石混交です。賢く利用しましょう。」と教えられてはいるけれど、自分の行動を振り返ってみると、googleの検索結果にはかなり信頼を置いている。電車の時刻表を調べるとき、検索して出てきた結果のドメイン名を特に確認することもなく、きちんとした見た目のサイトであれば普通に信頼して出かける。それで実際時刻がデタラメだったなんてことはない。

だけど、現状では育児の情報について良い記事を書くのではなく、不正確だろうがなんだろうが検索するとヒットしやすいページを大量生産する方が儲かる。そりゃあ怪しいサイトが蔓延するというものだ。倫理的にどうなのって批判はされるけど、こういうビジネスに走る営利企業が出てくるのも仕方ない。

私にできるのは、せいぜいこういう現状を知り、賢く情報を選ぶこと。怪しいキュレーションサイトで儲ける企業に不快感を表明すること。こういう問題が広く知られ、変な情報が淘汰されていくことを願うばかりだ。 

ためになるネット上の育児情報

あんまり悪くいうのもあれだから、いいなと思った情報も。

こういう面白い育児ブログの紹介とか、ほっこりできていいよね。

mamari.jp

大変なのは自分だけじゃないんだ、と共感できたり。

mamari.jp

健康に関わるコアな情報はきちんとしたソースから入手して、ネット上の情報は読んで楽しめるものを活用するようにしようと考えています。

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(2016/12/1 追記)mamari内の記事に2件リンクを貼ったのですが、リンク切れを起こしているようです。記事が削除されたのか、移動したのか、はたまたリンクの仕方が悪かったのか。よくはわかりませんが見苦しい記事になり申し訳ありません。